睡眠カフェで「立ってお昼寝」してきた

ネスカフェ 睡眠カフェで「立ち寝コーヒーナップ」体験をしてきました!!
名前の通り、立ってお昼寝をする体験です。
面白半分で行ったのですが、想像以上に良い体験ができたので備忘録として残しておきます。
実際に立って寝るところの感想だけ知りたい人は「いよいよ立って寝る」のところから読み始めてください。

立地抜群

 

 

結論


仮眠ボックス、一家に一台欲しい。それが無理ならオフィスに置いて欲しい。

 

ネスカフェ 睡眠カフェの「立ち寝コーヒーナップ」とは

睡眠不足など日本人の睡眠にまつわる問題を解決するためのカフェです。
公式サイトから引用すると、

 “睡眠不足”だけではなく、心理的な不安や身体的な要因からの睡眠に関するお悩みが注目されはじめている中で、  より総合的に睡眠について学び・体験していただける場として、  ご自宅での“眠りの質”を高めていただくためのご提案をします。

とのこと。この睡眠カフェが提供している期間限定のサービスが「立ち寝コーヒーナップ」で、これに行ってきました。

suimin-cafe.jp

体験までの流れ


まず予約をする必要があります*1

プレスリリースが発表された時にたまたまTwitterで見かけて、何これおもろそうじゃ〜んと思ってすぐ予約しました。  
日付と時間の指定をできるのですが、お昼寝というコンセプトだったので、14:30からにしてみました。実際にお昼寝をする時間は30分間で固定みたいです。
当日、原宿駅から徒歩5分もかからないところに睡眠カフェが。アクセス抜群です。


内装は天井が高くておしゃれな感じ。

おしゃれな店内

店内に入ってしばらく待つと、席に案内されて、立ち寝コーヒーナップについての簡単な同意事項と、お昼寝前にいただけるコーヒーの種類を記載する紙を渡されました。

コーヒーはカフェインありかなしか、ホットかアイスかを選ぶことができました。

私はカフェインありのアイスを選んで、紙を店員さんに渡すと、すぐにコーヒーが運ばれてきました。

コーヒーのことは何も分かりませんが、暑い中歩いてきた体に沁みて美味しかったです。

カフェインありのアイスコーヒー

調べてみると、アイスの場合は「ネスカフェ ゴールドブレンド ボトルコーヒー 無糖」でホットの場合はネスカフェ ゴールドブレンド バリスタで淹れた「ネスカフェ ゴールドブレンド」らしいです*2
3分の2くらい飲んだところで、いよいよ店員さんに呼ばれます。

立って寝るぞ!!!!!

 

いよいよ立って寝る


立ち寝コーヒーナップは、「giraffenap(ジラフナップ)」という縦型仮眠用ボックスの中に入って体験します。
それがこちら。

giraffenap(SPACIA)



SPACIAという近未来をイメージしたデザインのようです。もう一つ、森の中をイメージしたFORESTというデザインもありました。そっちも素敵。

g-nap.com

内装はこんな感じになっています。

すぐに慣れましたが、初めてこれを目にした時、無骨な棒と彩度の低いクッションとがギチギチに狭い空間に設置されていて、そこに入ると思うと正直ちょっと異様な感じがしました。

FORESTの方だとその感覚は軽減されそうな感じがしますね。

giraffenap内はこんな感じです

白い板に足を乗せて、脛を前のクッションに乗せて’乗せて、お尻の位置と腕の位置を自分で調整できます。

左が腕の高さ、右がお尻の高さの調整ボタン

ボックスの中に貼ってあった図のような体制がベストなようです。

ボックス内に貼られていたもの

しっくりくる体制を見つけるのがちょっと難しい。

いそいそと微調整して自分のベストポジションを見つけたところで、店員さんに外からボックスの扉を閉めてもらって、立ってお昼寝スタート。

珍しい体験なので、扉閉まった直後はテンションが上がってボックスの中の写真を撮ったりいろんなボタンを操作したりわちゃわちゃしてましたが、一通り気が済んだらお昼寝の体制に入ります。

体験前は、30分立ちっぱなしって足がキツくなりそう...と思っていましたが、すねとお尻がクッションで支えられていて、足にかかる負荷が分散しているからかほとんど疲れはなかったです。

腕に顎を乗せて目をつぶっていると、ボックスの外の人の話し声、足音、店員さんが食器を片付ける音とかが遠くに聞こえて、それがとても心地よかったです。

そんな感じでしばらくうつらうつらしているとボックスの外から店員さんがノックして時間が来たことを教えてくれます。

結構眠りに落ちかけていたので心臓がびっくりしました。

 

ボックスを開けて外に出ると、想像以上に体と頭がスッキリしていることに気づきました。

お昼寝前にコーヒーを飲んでいたのと、完全に横にならずに立っている状態に近い状態で寝ていたからかな。

すぐにシャキッとした気持ちに切り替えることができました。

とても満足です。

 

お昼寝前に飲んでいたコーヒーの残りを飲んで、お会計をしてお店を後にしました。

 

30分の間、夢と現実の間でうつらうつらしている状態で熟睡まではいかなかったのですが、その理由として考えられるのが、深い呼吸ができないことです。

私がベストな体制を取れてなかったのがいけないのか、そもそもわざとそのような設計になっているのかわからないのですが。

熟睡できなくてもお昼寝後の頭のスッキリ感はかなり得られたので問題ないかなと思います。

 

全体の感想

 

冒頭にも書きましたが、面白半分でこの「立ってお昼寝体験」をしにきたのですが、終わった後には「このボックス、家に欲しいな....🤔」と結構真面目に思うくらいには良かったです。

家で作業していてちょっと眠くなった時に良さそう。

完全に横になるわけじゃないからお昼寝後にスッと作業に戻れそうな感じがします。

家は無理でもオフィスに置けたりしませんか?弊社、検討よろしくお願いします。

 

...と冗談で書いていたんですが、調べたら実際にオフィスに置くことも想定されていました🦒

g-nap.com

 

 

面白い、良い体験ができました。
今回は立ち寝コーヒーナップの体験をしましたが、半個室でのソファでコーヒーと仮眠を取れるコースや、眠らなくても美味しそうなお食事メニューがあって通常のカフェとしての利用もできたりしそうなので、また機会があれば足を運んでみたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

*1:当日予約なしで行った場合も空いていれば体験できるそうです。でも予約するのが安パイな気がします。

*2:https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/2023-08/20230801_nescafe.pdf